市場はダウンサイジングへ。
トラックやバス、乗用車、建設機械、船舶、発電機など様々な分野で使われているエンジン。
日本ではハイブリッドに目を奪われがちですが、世界的にはダウンサイジングエンジンの方向に向かっています。低速トルクと高出力を両立したまま、エンジンのダウンサイジングを行うには、ターボ技術の高度な進化が欠かせないものとなったのです。
トラックやバス、乗用車、建設機械、船舶、発電機など様々な分野で使われているエンジン。
日本ではハイブリッドに目を奪われがちですが、世界的にはダウンサイジングエンジンの方向に向かっています。低速トルクと高出力を両立したまま、エンジンのダウンサイジングを行うには、ターボ技術の高度な進化が欠かせないものとなったのです。
乗用車のマーケットでは、年間の新車登録台数のおよそ1割に昇る輸入車のほぼすべてにターボが装着され、
特にヨーロッパの乗用車のダウンサイジングエンジンは、ほぼ100%がターボ装着車となっています。
トラックやバスのマーケットでは、排出ガス規制をクリアーしながらの燃費確保のために、
エンジン排気量の小型化が進み、2007年からは約20万台の2トン以上のトラックが100%ターボ装着車として毎年市場に投入されています。
また、建設機械ではオフロード法排出ガス規制クリアーの為、発電機、船舶、ディーゼル機関車などのエンジンにも高い比率でターボチャージャーが装着されています。
TTSは自社制作部品の投入や再生技術ノウハウを
駆使して、損傷の程度に関わらず1個のコアで1台の
リビルドターボチャージャーを生む事の出来る
リビルドメーカー。
TTSグループは、業界ではこれまで難しいとされてきたVG可変ノズルターボ、コンピューター制御式アクチェーターの判定や設定に独自のソフトを開発し、国内で唯一のリビルドを実現している会社です。
ターボリビルドメーカーとして業界への動脈的役割を果たすべく、変化に素早く対応し、技術を磨き、将来に開けたターボ市場に更なる挑戦を続けていきます。高い品質の維持と迅速な対応。対策を的確に活かした工場工程。TTSはさらなる技術の進化で、ターボアフターマーケットをリードし続けます。
エンジンは進化し、オペレーティングシステム全体を制御するエンジンコンピューターと共にアフターマーケット部品の多くが非分解の新品アッセンブリーにての交換を強いられます。壊れた部分を修理再生するし、お客様の交換部品費用を抑えることのできるのがリビルドの利点。ターボ装着車の増加に伴い需要はますます増加する事と思われます。(ターボシステムとは)
従来型のターボでは、エンジンに高出力をもたらす一方、低回転域にトルクが不足する特性がありました。そんな中登場したのがVG可変ノズルターボです。VGターボは可変ノズルの開閉度合によって排気ガスの流量、ローター回転を変化させ、過給量をコントロールしています。エンジンの負荷条件に応じ最適な過給と燃焼状態を実現し、中低速域のトルク確保と高出力を両立させる事が出来るのです。まさにトラックやバスのターボチャージャーにはVG可変ターボは、欠かすことはできない技術なのです。(VGターボとは)