エアクリーナー、吸気パイプ、吸気マニホールド、排気マニホールドの内部に異物(ボルト、ナット、ウエス等)及びオイルの付着が無いことを確認して下さい。
特にコンプレッサーホイールを破損した時は、念入りに確認下さい。
※羽根の破片等の異物がターボに吸い込まれ、壊してしまう可能性があります。
この度はTTSターボチャージャーを御買上げ賜り有難う御座います。
エンジンに取付ける前に、この要領書を充分お読み頂き、間違えの無い様装着してください。
重要不具合返却されたターボの70%以上が再発不具合です
不具合返却されたターボの半数以上が、元のターボと同じ症状で壊れている「再発不具合」です。
ターボチャージャーを交換しても、エンジンに不具合原因が残っていると、交換したターボを壊してしまう可能性があります。
御買い上げ頂いたターボを取付ける前に、ターボチャージャー取付要領書の点検、確認項目と裏面にある記載事項を確認し、必要に応じて周辺機器のメンテナンスを行ってください。
エアクリーナー、吸気パイプ、吸気マニホールド、排気マニホールドの内部に異物(ボルト、ナット、ウエス等)及びオイルの付着が無いことを確認して下さい。
特にコンプレッサーホイールを破損した時は、念入りに確認下さい。
※羽根の破片等の異物がターボに吸い込まれ、壊してしまう可能性があります。
ターボのオイルドレンパイプ、インレットパイプ、ユニオンボルトのカーボン詰まり、汚れ、潰れの確認。必要により新品に交換して下さい。
エアクリーナーの汚れ、詰まりの確認、汚れがひどい場合、清掃または交換をして下さい。
※エアクリーナーが詰まった状態でターボが回転すると、ターボ吸気入口付近が負圧になりターボのオイルを自ら吸い出してしまう事があります。
エンジン各部の異常確認
エアドライヤーの交換時期を確認。(エアシリンダーアクチュエータータイプ)
※交換を怠ると、エアシリンダー内部のグリスが劣化し、重大な不具合につながる危険性があります。
→ターボ吸気出口にオイル付着が見られる場合、エンジン吸気経路にオイルが溜まっている場合があります!!
インタークーラーに溜まっていたオイルが燃焼室に吸い込まれ、着火!!
エンジンがオーバーラン(オーバーレブ)を起こし、エンジンを壊す危険があります。
インタークーラー内及び吸気管内にオイルが溜まっている場合、オイルを抜き使用してください。
エンジンオイルは必ずメーカー指定のターボ車用 グレード、粘度をお使いください。
ターボオイル入口やパイプ、ユニオンボルトへのゴミの混入が無いよう注意してください。
ターボ取り付け時、ターボオイル入口にエンジンオイルを注入し、羽根を指で回転させ、ベアリングにオイルを行き渡る様にして下さい。
※DPF・DPD装着車輌は必ずメーカー指定のオイルを使用して下さい。
エンジン不調の原因になります。
(特に新長期規制以降の車両は、必ずメーカー指定グレードオイルを使用してください)
ターボを取り付ける際、 ターボのオイル出入り口に液体パッキンは使用しないで
※必ず純正ガスケットを使用してください。
ターボ取付け直後は、エンジン回転を急激に上げないでください。
10分間ほどアイドリング状態を保持し、長時間のアイドリングは避けて下さい。
エンジン暖気後は空吹かしをせず、実際に走行しターボの作動状況を確認して下さい。
メーカー指定の燃料を使用して下さい。DPF・DPD装着車輌はエンジン不調の原因になります。
ターボ交換後のエンジンフラッシング、クリーニングはターボにスラッジが流入してしまう可能性があるため、行わないでください。
納入されたターボは、組立時のオイルや防錆剤等が付着しています。取付け後、白煙が出ることがあります。
※ターボを交換したのに症状が改善されない場合は、ターボ以外に原因が考えられ、不具合が再発します。裏面を参考に点検整備をお願い致します。
エンジンオイルラインをきれいに!! スラッジを洗い流しましょう
これまで、何万キロ、何年も異常なく走行してきたお客様のターボが、今回故障したのには、周辺のコンディションに何かの原因がある事が多いのです。根本要因を直さないと再発します。ターボの回転体各部品は非接触の為、経年磨耗する機械ではありません。
エアクリーナー、吸気パイプ、吸気マニホールド、排気マニホールドの内部に異物(ボルト、ナット、ウエス等)及びオイルの付着が無いことを確認して下さい。 特にコンプレッサーホイールを破損した時は、念入りに確認下さい。
エアクリーナーの汚れ、目詰まりの確認
ターボのオイルドレンパイプ、インレットパイプ、ユニオンボルトのカーボン詰まり、汚れ、潰れ、異物の確認。オイルパイプが付属時は、パイプとユニオンボルトをセットにして必ず交換してください。
エンジン各部の異常確認 (詳細は「もう一度確認点検」を参考にして下さい)
PCVバルブの作動、詰りの確認。
エンジンオイルを交換時は必ずメーカー指定のグレード、粘度をお使い下さい。
ターボ取付前に、ターボオイル入口よりきれいなエンジンオイルを注入し、ローターを指で回転させ、ベアリング部にオイルが行き渡る様にして下さい。
ターボのオイル入口、出口部には純正ガスケットを使用して液体パッキンは使用しないで下さい。
ターボのオイル入口、パイプ、ユニオンボルトにゴミが入らない様充分注意して下さい。
取付け直後は、エンジンの回転を急激に上げないで下さい。
10分間ほどアイドリング状態を保持し、長時間のアイドリングはしないで下さい。
エンジン暖気後は空吹かしをせず、実際に走行しターボの作動状況を確認して下さい。
ターボ交換後のエンジンフラッシング、クリーニングはターボにスラッジが流入する可能性があるため行わないで下さい。
次の場合はターボの不具合ではありません